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お店でもらうポイントは無視していい

規模の大きいお店ではポイントの制度があることが当たり前になっている。私も今まで買い物をするとポイントみたいなものをもらう機会が多い。


例えば飲食店のチェーン店。そこでご飯を食べ終えてレジで会計を済ませた後で店員さんから次回来店時に「○○を注文すれば50円引き」の紙とレシートを渡される。私はすべて「いりません」と断っている。


なぜ断っているのか?だって同じ飲食店に行っても同じようなごはんを食べることになり,飽きるでしょ?そんなに頻繁に同じチェーン店へは行かないよ。


今日私は電気屋さんへ行って新しいキーボードを購入した。その時にレジの店員さんからお決まりのセリフを言われた。

「ポイントカードはお持ちですか?」

あ・・・ポイントカード忘れた・・・。確か二年前にPC購入した時に大量のポイントが付いたんだけど,0円近くになるまで使っちゃったし,まーいいや,と思ってあきらめた。ポイントの記載があるレシートはもらったんだけどすぐ捨てた。


逆にお店がポイントを提供する理由を考えてみよう。なぜお店はポイントを消費者へ提供しているのか?答えは簡単で,リピーターを確保したいから。何度も店に来て買ってもらえばお店にとってはうれしい。もしポイントが無いと,またお店に行こうっていう動機がなくなる。ポイントをたくさんもらうと,もう一回お店に行ってポイントを使わないと損しちゃう!!っていう心理が働く。だからポイントはもらえるだけもらっておく客が多いと思う。。


私は,前はお店からもらったポイントを少しは使う派だった。でもあるお店でポイントを使おうとしたのに拒否されてムカつき,それが原因でこれ以降は店からもらうポイントは無視するようになった。


具体的な事例は以下である。

あるお店で買い物をするとレシートと一緒に次回来店時に「○○が10%引き」みたいな紙をもらった。その紙をずっと財布に入れておいた。その割引券は財布に入れてあったから覚えていた。次に同じ店へ行って買い物をして忘れずにレジへ「○○が10%引き」の紙を渡した。そしたら,レジの店員から「申し訳ございません。その商品はポイントの対象外です・・・」って言われた。

私は「はぁ?きちんと1000円以上になるように商品を買っているでしょ?なんで使えないの??」ってキレた。「○○が10%引き」の紙をよく見てみたら小さな字で「※ただし飲食商品は対象外です」って書いてあった。私はもう呆れた・・・。わざわざ「○○が10%引き」の紙を財布に入れっぱなしにして店へ行って1000円以上になるように商品を選んだのに・・・・。

 

それに「○○が10%引き」って言っても1000円で購入したとしたらたったの100円しか得しない。逆にいつも1000円で済ませる店で10000円で買い物して1000円引きを狙う?しないよね?だって10000円で買ってくれたらうれしいのはお店の方で,消費者にとってはかなりの出費になる。

普段1000円で済ませる店で10000円を支払ったとする。
10000円支払うと1000円割引になるから事実上は9000円支払ったことになる。

で,入手した商品は普段1000円で済ませる場合の10倍の量になるよね?持ち運ぶの面倒じゃん。車が必要じゃん。家に持って帰っても置く場所あるの?大量にある製品はいつ使いきるの?使うのを忘れたまま、大掃除,引っ越し等の時に結局邪魔になって処分するじゃん。


10000円買って1000円割引っていうのは1000円買って100円割引してもらうよりもおいしいかもしれない。でもその差はたったの900円。ちょうどアルバイト1時間分しか金銭的に得しない。10000円買って1000円割引して,その900円浮いた価値はあるのか?大量の商品を持ち運ぶための手間は?車のガソリン代は?置くスペースはあるの?邪魔にならない?掃除の時に大変じゃん!!結局は1000円で購入して100円割引してもらうほうが遠い目で見れば面倒な処理がなくて時間的には得すると思う。


結局は客がいかに多くの割引を狙っても得することは少ない。むしろ割引を狙う行為そのものが時間、体力の無駄なのかもしれない。


ポイントによる割引を狙うためには常にポイントカードを持ち歩かなければならない。それだけで面倒じゃない?まず,ポイントとか割引が対応している店の名前を覚えておく必要がある。人間の記憶容量は限られているのに,ポイントが有る,無いを覚えながら買い物してもなんか買い物に集中できなくて楽しめないじゃん。


更に,ただでさえスペースが狭い財布にカードとか割引券とかをいれると財布のスペースが圧迫される。ポイントと関係ない店で会計を済ませるときにお札とか小銭出すとき「ああ・・・○○店の割引券があってなかなか小銭だせない!!」ってイライラするじゃん。

そのストレスを我慢しつつ,前に来た店にもう一度行って何か買って会計を済ませるときにやっと割引券とかポイントカードを出せる。そして割引100円です。・・・たったの100円程度しか得しない・・・ 


ストレスの代償がたったの100円なんだよ。100円。アルバイト時給が600円としても,10分働いた価値なんだよ。


ずっと財布に割引券を持ち運ぶ,さらに同じ店へ行く手間,何か買わないといけない手間,これらをすべて満たして100円だけ得するっていうのは,アルバイトでたったの10分働けば元は取れる。


お金に本当に困っている人はそういうストレスも我慢して割引券を常に持ち運ばなければならないと思う。そういうレベルまでやらないと生きていけない人はたぶん生活年金もらえるんじゃない?って思う。


なので,「普通」の人なら割引券とかポイントカードを使わなくたって生きていけるはず。

そもそもポイントっていう概念が「オマケ」なんだよな。ポイントの概念を作ることでお店にとってはお金を出してくれる「常連」を生み出すだけの機械(=客)を作っているに過ぎない。

 

そういえば電気屋さんでは買い物をするとやたらポイントがたくさんもらえる。
今日私が買ったキーボードは3000円位だったけどポイントは確か450以上はついた。今回買い物した電気屋さんの1ポイントは1円のレートになっている。会計の15%位が次の買い物時に使えるお金になるんだねー。


なぜ電気屋さんはポイントが高くつくのか?
そういえば電気屋さんの中では良く以下のような広告がデカデカと大きな文字で誇張されている。


「ほかのお店よりも高い製品があった場合は,ほかの店よりも安くいたします。」


そういうキャッチフレーズ,常套句があるよね。そういうフレーズって電気屋さん以外ではあまり見たことがない。あるとすれば大型スーパー位かな。


以下の言葉の「裏の意味」を考えてみよう。
「ほかのお店よりも高い製品があった場合はほかの店の製品よりも安くいたします。」

 →最近の電気製品は壊れにくく頑丈になってきている。
 →壊れるのは短く見積もっても1年,長くて5年以上
 →新しい製品が出る間隔はどうしても短くできない!!
 →客が店に来て類似製品を買ってくれるまでには最低1年は待たないといけない。
 →現実は,同じ客が頻繁に同じ店へ来てくれない
 →一年も経ったら,客は前に購入した店の事を忘れられる
 →何か店の印象付けが必要だ!
 
じゃあお客さんに忘れられないような電気屋さんの印象付けをするためには何をすればいい?

 →やっぱり安く売ることが一番だ!
 →じゃあ,ほかの店よりも安くします!!アピールで客を引き付けよう!!
 →でもあまり製品を安くしすぎると利益が減る!!
 →製品の値段を高くしつつ,客に安く見せるためにはどうすればいいかなー?

客に安く見せて,実際は高く売る手法はどうする?

 →ほかの店よりも「わざと」製品の値段をちょっとだけ高くして,電気屋さんがいつも使う常套句を誇張させよう!
 →客はどうせ素人だしほかの店の値段なんか知らないまま購入してくれる。
 →値段のことに突っ込む客は少ないはず。
 →仮に突っ込まれても「本来」の値段まで下げて売ればOK。

でも,安く売るだけならほかの店でもやっているはず。ほかの店との差別化を図るためにはどうすればいい?

 →そこでポイントカードの出番!!
 →「わざと」製品の値段を高くした分,ポイントもたくさん出すようにする。
 →ポイントなんて所詮オマケなんだけど客にとってはたくさんポイントがでると得した気分になる。
 →客はたくさん出たポイントを,次の買い物時にポイントを使うために店に来てくれる!
 →その客は電気屋さんの印象付けに成功。リピーター確保!!

 

ってなる。

「ほかのお店よりも高い製品があった場合はほかの店の製品よりも安くいたします。」

っていうのは,裏を返せば以下の言葉になるかもしれない。

「リピーター確保の為にポイントをたくさん出しているから,電気製品はちょっとだけ高く売っているかもしれないよ。値段交渉したければそれなりの証拠を用意してねー。値段交渉せずに買ってもいいけど自己責任でよろしく。」


と読み取れるかもしれない。
私は経済学とかマーケティングとかは全く知らない素人だけど,そういう物事を「疑う」考えは持っている。


話は戻るが,電気屋さんで買い物したときに得るポイントも無視していいと思う。PCとかの高価なものを買うとポイントが5000とかつくことがあるけど,そういう高価な「お金になるもの」だけは財布の邪魔にならないスペースにずっと入れておいてもいいかもしれない。たとえば保険証を入れるところのポケットにいれるとか。


でも私はそういう5000円の価値があるポイントも無視していいかなーって思うようになった。だって5000円って,一か月仕事して得る手取りが10万円としても20分の1の価値だよ。


それに私は普通に生活してお金に困ったことがない人間だからポイントカードを持たないことによる5000円の損なんて気にしなくなった。ずっとあの電気屋さんの事を覚えておくためにわざわざスペースの狭い財布の中にポイントカードを入れる必要ないんじゃない?それにポイントって有効期限があるから期限○○までに何か買わなくちゃ!!って考えてしまうのがストレスになる。さらに言うと,ポイントカードをレジに出してレジから「申し訳ございません。このポイントカードは対象外です・・・」って言われるとすげぇストレスになる。「せっかくポイントカード持ってきたんだから対象外でも割引しろよ!!」ってキレる人も多いと思う。


ポイントカードとか割引券を持つことで自分の生活の一部が店によって束縛されてしまう。自分の行動制限ができてしまう。行動制限された結果がたったの5000円ってなんか割に合わないと思う。それなら最初っからポイントなんていう「鎖」はすぐにゴミ箱へ捨てて店から束縛されない自由の身になった方がいい。


以上の理由で私は店でもらうポイントとかはすべて無視しています。

 

 

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余談だが,電気屋さんが付けるポイントにもやはりカラクリがあるらしい。

 

angoraphoto.com

 

なんか長文で難しいが,結局わかることは「あまり得しないポイントのカラクリを理解する時間を別の楽しい事に充てたほうがいい」ってことね。