頑張らないダイエット方法
私は2年前に健康診断で医者から「あなたは太りすぎです。痩せましょう」って注意された。それ以来,食事をするときはカロリーを気にするようになった。
で,一年間でカロリーを気にする生活を送ったら15キロ位減った。結果,去年の健康診断で医者から「15キロも減ったねー」ってびっくりされていた。私としては特にダイエットをしていたという意識はなかったのだが・・・
そういえば,私って,体重を減らすために意識していた事は何だったんだろうか?
ダイエットする前と後で私が変わった意識は以下5点である。
<<ダイエットする前>>
①カロリーは見ないで食べる
②休日は一日中外に出なくてもいい。
③自分の体重は調べない
④ごはんを食べている途中で「これ以上は食べたくないなぁ・・」と思っても全部食べる
⑤2階分上る位でもエレベーターを使う
<<現在,ダイエットのために意識していること>>
①カロリーを見てから食べる(カロリーが高くても食べたければ食べる!)
②休日は必ず外に出る(コンビニに行く程度でOK)
③気づいたときに体重計に乗って体重をノートにメモする
④ごはんを食べている途中で「これ以上は食べたくないなぁ・・」と思ったら残す
⑤2階分上る位ならエレベーターではなく階段を使う
しかし,2年前に医者から「痩せましょう」と言われた後の一か月間はとてもダイエットを頑張っていた。ダイエットのために頑張っていた内容は以下である。
<<昔ダイエットのために意識していたこと>>
①カロリーを見てから食べる(カロリーが高い場合はカロリーが低いものに変更する
②休日は必ず堤防を一万歩位歩く
③毎日体重計に乗って体重をノートにメモする
④ごはんを食べている途中でまだ食べ続けたいけど必ず残す食べ物を決める。(例えばから揚げ3個が出たらから揚げ1個を必ず残す)
⑤3,4階分上る位ならエレベーターではなく階段を使う
こう考えてみると,2年前に医者から「痩せましょう」と言われた時の私は「痩せなきゃ!!」と焦っていたんだなぁって思う。その結果体重記録ノートを見てみたら一か月で5キロ近く減った。あのころはダイエット頑張りすぎて無茶しすぎた。
ダイエット一カ月目 -5kg
でも一か月で5キロ減ったんだから、次の月はダイエットをちょっとだけさぼって過ごした。
ダイエット一カ月目 -5kg
ダイエット二カ月目 -2kg
おお,ちょっとだけダイエットをさぼって過ごしても体重が減るじゃん!!次の月も今回の月と同じ生活方法でいいや。
ダイエット一カ月目 -5kg
ダイエット二カ月目 -2kg
ダイエット三カ月目 -2kg
ダイエット四カ月目 -2kg
ダイエット五カ月目 -2kg
たったの5カ月で13キロもやせた。
ダイエットを頑張ったのは最初の一か月目だけで,二か月目からはダイエットを徐々にさぼっていった。それでも体重は面白いように減った。
ダイエットを初めて5カ月がたったころ,お風呂の中で自分のおなかをプニプニ揉んだら「あれ!!私って痩せすぎた!!??」ってびっくりした。それ以来はダイエット生活はほとんど意識しないで過ごした。
ダイエット一カ月目 -5kg
ダイエット二カ月目 -2kg
ダイエット三カ月目 -2kg
ダイエット四カ月目 -2kg
ダイエット五カ月目 -2kg
ダイエット六カ月目 -1kg
ダイエット七カ月目
~十二カ月目 -1kg
といった感じで一年間で15kg減った。その結果,健康診断で医者からびっくりされた。この一年間で急に痩せたけど,私の体はいたって正常で病気もない。夜も眠れる。健康な体である。
私がダイエットをやったのは事実上半年間である。しかも,その内,ダイエットを「頑張っていた」のは一カ月だけである。
私はなぜこんなに早く痩せれたのか?久しぶりにネットでダイエットについて検索してみた。ネットにあるダイエット情報はどれもこれもかつて私が「頑張って」ダイエットしていた内容が多い印象である。
「頑張らないダイエット」で検索した結果,一位だったサイトは以下。
このサイトを見ると「頑張らない」と言っておきながら「頑張る」内容が書かれている
・痩せるためのメンドクサイ歩き方にしましょー
・チラコルっていう高価な緑色の気持ち悪そうなジュースを飲みましょー
私がダイエットするために上の手法をやってみても,たぶん一カ月も続かないと思う。
・痩せるためのメンドクサイ歩き方にしましょー
→歩くのが億劫ですぐに普通の歩き方に戻る
・チラコルっていう高価な緑色の気持ち悪そうなジュースを飲みましょー
→買う手続きが面倒でやらなくなる
ネット上では無数のダイエット手法が紹介されている。でも「頑張る」ダイエットだとみんな試してくれない。じゃあ「頑張らない」という言葉に置き換えて読者を引き付けようとしているだけかもしれない。ネット上で「頑張らないダイエット」と宣伝している手法を試しても,実際はお金もかかるし,しんどいダイエット生活を送らないといけない。
「頑張らないダイエット」ととらえる基準は人によってそれぞれだから,ある人が「頑張らないダイエット」と言っても,ほかの人にとっては「このダイエット方法まじ辛いー。やめたー」ってなる。
だから,「頑張らないダイエット」の手法は自分の考え方基準で探すしかないと思う。
ちなみに私は「頑張らないダイエット」と書いてあるが,参考までに私の食生活は以下である。以下を全部守っても「俺はダイエットしているぜ!!」という意識が全くない。
①お酒,ビールは一切飲まない(私はお酒がおいしくない)
②食堂で出されるごはんは「少な目」で注文しても満腹できる
③野菜にドレッシングをかけない派
④普段の飲み物は2リットルペットボトルのお茶だけ。休日だけ,ジュースもOKにしている
⑤家の中に置く食べ物は,1食分だけというルールがある
⑥おやつは基本買わない。食べる場合,食事と一緒に食べる
⑦ステーキ等,肉をたくさん食べる店ではライス等の炭水化物を注文しない
私にとって「頑張らない」範囲で体重維持のために心がけていることは上記7点。普段は無意識で過ごしていたんだけど,書き表すと改めてマイルールが多いんだなぁって驚いた。
ほかの人が私のダイエットのために心がけている7点を全部守っても「へーきへーき。」と思う人は少ないと思う。
まず「①お酒を一切飲まない」の時点で脱落者が多いと思う。さらにワシのマイルールは7つまであるぞ・・・
元ネタ→「ワシの波動球は百八式まであるぞ」
ワシの波動球は百八式まであるぞとは (オマエラテニスシロヨとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
要はある人が「ダイエットなんて頑張っていないよー」と言っても,その言葉は真に受ける必要はない。
ほかの人のダイエット結果のセリフについては以下のサイトが参考になると思う。
ダイエット・痩せるには? 本当は教えたくない カロリー計算によって間食しても太らない生活(運動なし)
ほかの人と自分の「頑張らなくてもできる」範囲は異なって当たり前。万人受けするダイエット方法なんて存在しない。
そんなものはない
ダイエットに限らず,ほかの分野でもいえるのだが,ある目標を成し遂げるための努力はできるだけ「頑張らない」もののほうが長続きする。「頑張る」といつかはどこかで急ブレーキがかかり、挫折してしまう。
格闘ゲームの世界一プレイヤーであるウメハラさんも「頑張る」意識を持たないで格闘ゲームの練習をしているらしい。自分のハードルはできるだけ低くして,それを毎日乗り越えるだけ。その結果,世界一の格闘ゲーマーになっている。
でもウメハラさんが言う「頑張らない」ハードルは私から見ると「すげぇ!!私にはとてもできないwwww」というハードルである。ウメハラさんは毎日欠かさず格闘ゲームを「8」時間以上練習している。「8」時間だよ!!一時間とかじゃないよ!!休日もやすまずにやるんだよ!!そんなの私無理。
私はテトリスプレイヤーになって8年目である。でも今は1時間もやったらもう「飽きたー。疲れたー」でテトリスをやめてしまうよ!!だからいつまでたってもテトリスが上達じた実感が湧かない。
でもウメハラさんは格闘ゲームを「8」時間やっても苦痛にはならないみたい。それだけ格闘ゲームに夢中になれるってことだよね。そういう格闘ゲームを楽しめるのは一種の才能と言えるのかもしれない。
でも一般の人にはトッププレイヤーのそういう「才能」が備わっていない。私みたいにちょっとやっただけで「あーもうしんどいー。やりたくないー。」って感じてしまう。
でもダイエットはしたい!!どうすれば「頑張らない」でダイエットできる???「頑張らない」でダイエットできるなんて世の中うまい話なんてないのさ・・・とあきらめる前にいろいろなダイエット手法を探す「努力」はしているのか?
探す「努力」もロクにせずに「忙しいから・・・」であきらめるようではいつまでたっても自分に合う「頑張らない」ダイエット手法なんて見つからないよ。ダイエット手法は学校のように先生から宿題が与えられるものじゃないよ!!自分で努力して探して,試して,やってみた結果を自分で評価し,次はどうするか考えるものなんだよ。
「頑張らないダイエット方法」の話なんだけど,結局は「頑張らない」ダイエット手法は各々が見つけるしかない,という結論になる。もしかしたらいくら探しても見つけられないかもしれない。
私はほかの人から「自分に厳しい人」って言われている。ダイエットを「頑張らない」でできる人っていうのは「自分に厳しい」性格の人ほど有利なのかなぁって思う。私は「自分に厳しい」という小さな「才能」があるんだなぁって改めて実感させられる。
まぁ,私は「自分に厳しい人」の性格のせいで損したことが今までの人生でたくさんあった。「自分に厳しくない人」だからこそ損しなかった事もたくさんあるはず。だから「自分に厳しい」っていう才能が無くても気に病む必要はない。
ダイエットで苦痛を感じているんだったら,ダイエットをやめちゃえば?痩せてどうするの?ほかの人から「痩せたねー。すごいねー」って褒められたいの??ほかの人の評価なんか無視して,ダイエットも放棄して,その代わりに自分で楽しむ人生を送ろうよ!!人生は一度きりなんだから,我慢しなくていいんだよ。
これは英語学習でも同じだね。会社ではTOEIC至上主義の英語力を求めており,いやいやながらもなんとなく英語勉強している人が多いと思う。でも英語なんて日本のどこで使うのさ・・・?ほかの人から「すごーい!英語ペラペラなんだねー」って褒められたの?ほかの人からの評価なんかあきらめて英語勉強も放棄して,余った時間と金で外国旅行に行っちゃえば?そっちの方が楽しい思い出できるよ!!自分の好きな国に行った方が人生楽しいよ。
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【結論】頑張らないダイエット方法
⇒自分の人生を楽しめる範囲で無理なくダイエットしよう!
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一か月ぶりに自分の体重計ったら更に2キロ位減っていた・・・。別にダイエットを意識していなかったんだけどな・・。休日はたまにスーパーにある300カロリー位あるゴージャスな高カロリーのデザートでも買って食べようか。