古典ギリシャ語の勉強を始めたきっかけ

 

古典ギリシャ語って日本でいう古文みたいなものでなんの役に立つのwwwwww

って2年くらい前はそう思っていた。

でも今はなぜか古典ギリシャ語,さらには現在死語であるラテン語まで学んでしまっている私。人の未来は本当にわからないもんだね。

 


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古典ギリシャ語学習を始めたきっかけと学習期間
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そいや私が古典ギリシャ語の勉強を始めたのは2015年の4月のとき。
その前までは中国語,ハングルという東洋の言語をやっていた。
でも「It is Greek to me!」と言われているほど難しいギリシャ語を勉強してみたいと思ったのがきっかけ。

と思ったら,活用のない中国語,動詞,形容詞活用3パターンしかないハングルと違ってギリシャ語は活用が多すぎて(少なくとも100個以上はある)おぼえられねええええええって挫折しました。
当時はヨーロッパ言語の範囲で考えると,私は英語しか知らなかった。で,いきなり活用,屈折が著しいギリシャ語という言語をやって頭がパンクしたんだろうな
このときは名詞の格って何????直説法??接続法??アオリスト??意味わかんえええええってなりました。


で,ギリシャ語はすぐやめてロシア語やりました。
ロシア語もまぁ活用,屈折が著しいけど,私はロシアに惹かれたな。日本とロシアは近いし,宇宙の事をロシア語で読んでみたいって思ったし,艦これでロシアの人がいるし。ロシア語を学ぶとその人の名前,セリフの発音と意味が分かるんだよな。

 

でも半年位でロシア語学習に飽きてきて,ほかになんか面白い言語無いかなーって思って古典ギリシャ語とかラテン語等のヨーロッパ言語をいろいろ学んでみました
その時,日本で発売されている古典ギリシャ語本で一番簡単な本をいちおう最後まで読んだ。まったく単語とか文法知識覚えられなかった。ロシア語もそうだが,英語と関連する単語がないから英語の知識でギリシャ語の単語が覚えられない。


でも,ラテン語のほうが面白いなーって思ったのでロシア語→ラテン語に切り替えて勉強進めた。ラテン語学ぶとなんかギリシャ語引用の話が多いなーって思って古典ギリシャ語を学びなおすことにした。


今はロシア語とラテン語の学習知識のおかげで意味の分からない文法用語「動形容詞」とか「接続法」とか「奪格」がなんのことかわかるようになった。なので,古典ギリシャ語の本もまぁ読みやすくなりました。いろいろな言語を学んで遠回りするのも悪くないなーって思った。
ロシア語でいう「生格」ってラテン語,古典ギリシャ語にはないんだけど,なんでそういう名前なんだろう??という語学マニアしか持てない疑問も持てるようになったのはよかった。

 

 

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私の今の古典ギリシャ語の力は以下。

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・発音方法がなんとなくわかる
・発音記号によって続けて読んだり,「h」の音が追加される場所が分かる
・アクセントは無視している
・文を読むとどれが冠詞かなんとなくわかる
・指示代名詞thisとか再帰代名詞myselfとかになると識別がちょっとむずかしい
・Iやyouの活用系はなんとなく読んでわかる
・動詞活用の全体的な活用(英語で言う過去形,未来形,進行形等)を大体理解
  ※ギリシャ語の動詞活用は一つの単語だけで5ページとか使います・・・
・活用形は全然覚えていない
・名詞の格4つのはたらきの概要がなんとなく分かる
・その名詞の格は何?かは識別できない
・解読可能な単語は100語程度?

 

なので,入門書レベルの例文でも
例文に掲載されている単語全部の意味をそばに書いて
読んでも意味がつかめないことが多い。
書き込みがあることを前提で
ゆっくりと頑張って考えて読めば意味が分かることもあるというレベル。