フランス語の発音って複雑だけど他のヨーロッパ言語と似ているところも多いよね

今日,ふとしたきっかけでフランス語を学び始めた。

 

 

新しい外国語を学び始めるときは,まずは発音から入る私です。 

フランス語は,北欧言語と異なり話者人口が多いメジャー言語なので、発音サイトも多い。助かるわぁ~

 

優良なフランス語発音サイト

class.kitakama-france.com

 

 

フランス語の発音規則が多すぎる・・・ (デンマーク語「」)

 

フランス語の発音をちょっとだけかじってみると,ほかの言語と似ているなぁって感じる。

 

フランス語と、他の言語と似ている発音ルール

 

例1:「フランス語の[ou]は「ウ」って発音する」

   →現代ギリシャ語でも同じ。だだし,現代ギリシャ語は「u」ではなくて「ユプシーロン」だけどね。

   →古典ギリシャ語では常に「ウー」って発音する

 

例2:「oï となっていれば、o と ï の間で切り離して発音」

   →古典ギリシャ語,現代ギリシャ語でも同じ記号を使う

   →ロシア語では「ъ」っていう文字で前後の音を遮断する

 

例3:「b は普通は「ブ」だが、s, t の前では「プ」と発音する」

   →ロシア語の発音を学べば,フランス語のb→pになる発音ルールが簡単に見える

 

例4:「リエゾン(連音化)」

   →韓国語にもリエゾン(連音化)の概念がある。韓国語っぽくフランス語を読めばいい

 

例5:「u は口をすぼめて鋭く「ユ」と発音する。」

   →アイスランド語も「u」は「ユ」って発音する

 

例6:「œ」っていう文字は「o+e」で,「文字通り「エ」と「ウ」と「オ」の中間のような音」

   →北欧言語の「Ø」「Ö」みたいなもんか

 

例7:「発音記号 [œ]「オ」よりも意識的に少し大きめに口を開けて「エ」と発音」

   →北欧言語の「Æ」「Ä」みたいなもんか

 

例8:「ch は「シュ」と発音する。」

   →ノルウェー語は,「シュ」って発音する該当のスペルがいっぱいあって大変だよ・・・

   →ノルウェー語では「sj,sk,ski,sky,skei,sl,skØy」ならば「シュ」って発音する。

 

例9:「gn は「ニュ」と粘っこく発音する。」

   →ノルウェー語でも結構そういう発音になるケースが多い。

   →「gjerne」はノルウェー語では「ヤーネ」って読みます。

 

例10:「qu は k または c と同じように発音する。」

   →ラテン語と全く変わっていない。ただしラテン語の場合は「qu」は常に「ク」って読む

 

例11:「information アンフォルマスィヨン(情報)のような tion で終わる単語は「スィヨン」と発音する)」

   →スウェーデン語でもtionの綴りによる発音変化は同じ。ただし発音はフランス語と異なり,「インフォルマショーン」

 

 

 

 

 

フランス語と,ほかの言語と似ているなぁ~って思った発音個所はこんなもんか。

 

 

なお,フランス語は北欧言語みたいに「J」を「ヤ」って読まないから,私は「ええ??」ってなった。

多言語学習者しか分からない驚きです・・・