古典ギリシャ語で書かれた数学の本を読んで
以下サイトから古典ギリシャ語で書かれた本を探した。
私が選んだ本は以下。昔のギリシャの数学の本である。
(古典ギリシャ語と英語対訳付き)
なぜ数学の本を選んだのか・・・・?
理由は単純で,私は数学や物理の分野が好きだから。
ある既存の知識から新たな事を導き出せるのが好き。
逆に既存の知識しか扱わない神話とか歴史とかはあまり好きな方ではないなー。
ギリシャとかラテン語の本を見てみると,歴史とか詩とか聖書とか神話とか魂とか色々あやしい宗教みたいな分野の本が多い。
古典ギリシャ語の本リストの中で,検索キーワードでたまたま「数学」っていう分野の本が見つかったので買ってみた。古本ならamazonで4000円位で買える。高いけど古典ギリシャ語だから仕方ないよねー。
で,早速読んでみた。
私の古典ギリシャ語の力は,あっ・・・(察
でも,ギリシャ語の力が英語で言う中1かどうかも怪しいレベルでも,英語訳と図を見れば簡単な内容は読めるよ!!
あとは,数学専用の英単語をggってwiki見て「へえへえへぇ~」となったりして楽しいよ。
私でも理解できた内容は以下。
1.そろばんのお話。ギリシャとエジプトではそろばんの使う向きが逆らしい。
2.First Principlesっていう数学の定理。数学の証明をするにあたって使われる前提条件を説明した内容。その前提条件は証明のしようがないから,あらかじめハッキリと決めました!!っていう内容。20個位ある。
そんな決まりが今から2000年以上前からあったことに驚き!!
3.三角形の内角の和が180°であることの証明。
三角形の内角の和が180°であることの証明 続き
この証明は,ギリシャ語と図だけを読んでも理解できた。
多分ギリシャ語をちょっとかじった人ならだれでも証明内容が理解できると思う。
紙とペンを用意して三角形や直線を描きながら読めばわかると思う・・・・
いやー,この本って暇つぶしに最高の本だ!!
理系系の内容だから同じ単語が繰り返し使われる。
なので,分からない単語を一回だけ辞書で意味調べればあとはスイスイ読める。
でもね・・・・
数学の知識そのものは知っても役に立たないんだけど・・・
古典ギリシャ語なんか読めても役に立たないんだけど・・・・
英語は・・・まぁ役には立つが,日本国の中では英語なんて重要じゃないしなぁ。日本人のTOEICの点数が低いっていうのはそれだけ日本国は英語をあまり必要としない素晴らし国っていう事だよねぇ~
楽しむことに役に立つとか理由は要らない!! (キリッ
これからも暇つぶし程度に古典ギリシャの数学の本を読み進めていこうかな。