外国語学習にノートは要らない?


外国語勉強にノートは不要って本当だろうか?
結論から言うと、それは人それぞれだから一概に言えません


外国語勉強にノートは要らない というサイトです。
http://ameblo.jp/polyglot777/entry-11425991686.html
上記のサイトを書いた人は,
ノート使うやつ馬鹿じゃねwwww派です。

私は上記のブログを読むと,
その人は自分の考えが世界の中心と思い込み,
ほかの人に全面的に押し付ける性格のようで,
私にとっては,一緒にいたくない人だなー、なんかこいつむかつく,と感じる。

 

でも,その人の方法は「なるほどー」って思ったので
自分も試しにやってみた。


私は上記サイトを参考に,
yahooメールにハングルのなんかのwikipedia内容を張り付けて
単語の意味を書いてそれを電車の中で何度も読み返していた


だが,一か月で断念。
理由は,その方法だとデメリットもたくさんある。
1.普段携帯を使う機会がない人にはつらい
2.携帯の画面が小さい
3.開くまで時間がかかる
4.間違ってクリックして別のページに飛ぶのがうざい
5.本と違って携帯は水に弱い,壊れやすい
6.文章のすぐそばに単語の意味が書けない
7.文章のそばに理解内容のメモが書けない
8.自分が見たいページをすぐに開けない

9.電車の優先席付近で携帯を使っていると頭の固いジジババから「携帯しまえ!!」と怒られる。

 


という訳で結局は
外国語の本に単語の意味を調べて書き込みまくって
それを常に持ち歩く
っていうのが私にはあう勉強方法のようだ。

 

むかし,英語教師から以下の事を言われた
「単語のそばに発音とか意味を書いても力が付かない」

 

私はその言葉を信じて,
単語の意味はまとめてノートとか本の下側とかのスペースに書いていた。
しかしその方法だと単語の意味を参照するとき
いちいち視線を動かさないといけないから面倒


文章があって,その単語のそばに意味を書くと,
結構楽に読める。
何度も読めば単語の意味参照なしでも読める。

おそらく英語教師が言いたかったことは
「英語を勉強しているのに調べた日本語意味だけ読んでも力はつかない」
だろう。


その意味を1年くらい前にやっと理解した。
それ以降はどんどん単語のそばに調べた意味を書き込んでいる。

 

 


で,結局外国語勉強にノートって必要なの???
私の観点から言わせてもらうと,
ノートに書いたものは100回以上読む予定であれば価値がある。

と思う。
別に外国語の本に直接書き込んでもいいんだけど。
メジャーな言語なら,私の場合ノートは100%使わない。
書き込みやすい本を選んで購入し,それを使って勉強するだけ。
AMAZONで安い本を注文した結果,書き込みにくい本だったらそのまま捨てるか売る。

 

だが,マイナーな言語だと書き込みにくい本は嫌!!とも言ってられない。
古典ギリシャ語の日本語版の本は日本に10種類程度しかないらしい・・・
あと,古典ギリシャ語特有の発音記号のせいで書き込むスペースないって!!

 

また,書きこみが多すぎると余計に読みにくくなるので,
新しくもう一冊本を購入したくなるが,
内容が同じなのでそれなら別の本を買ったほうがいい。
で,書き込みすぎて読みにくいマイナー言語の本を
徹底的に使いたいならノートに書き込もうってことにした。

古典ギリシャ語は結構名言の例文が多い。
だから2,3行程度の文章をノートに書いて,
その単語の意味も書いて,
私は何度も読んでいる。
一回読んだらページの上に印をつける。
その印が100回に達したら,その文章は大体覚えてしまっている。

中学校の英語授業みたいに英文を暗唱するような
苦痛作業は大人になってまでやりたくない。

別に暗唱しなくても同じ文章を100回,1000回声に出して読めば
その文章の性質は身につく。

 

多読も必要だが,ノートに大きなギリシャ文字で書いて
何度も読むという精読作業も面白かったりする

なにより読んだ回数の印が励みになる。

 


そしてこのノート自体はつかわなくなったら捨ててしまってもいい。
ノートを作ること自体が目的ではない。
言葉を覚えることが目的。
自分の言葉の財産は脳にすべてある。と私は思っている。

だから外国語勉強の成果物は決して泥棒から盗まれない。
自然災害で破壊されない。(記憶破滅等の身体障害を引き起こす事故は除く)

ノートはあくまでも「手段」「道具」と考えている。
私の財産は「脳」であると考えている。
外国語学習マニアの人もたぶん財産は私と同じ考え方だろう。

 

 

そう考えると
私が学生時代の英語授業の時に
ノートにとっていた作業って意味あったの・・・・?って思う
ぶっちゃけノートなくても教科書に書き込めばいいんだろうけど
学校の方は「ノートを持ってこない人は勉強しない人」っていう雰囲気があったから
私もなんとなくノートをもっていた。

学生時代を終えて,いろいろ経験してくると,
自分に合っている方法,合わない方法という気づきがあって
それが人生の中の面白さであるのかなと思う

 

以上,外国語学習におけるノートの使い方の話でした。